ビッグファイブ
ライオン、ヒョウ、サイ、象、水牛。これらの哺乳類はアフリカの「ビッグファイブ」として知られ、絶滅危惧種の保護というアフリカ大陸のミッションの象徴的な存在です。また、今年のマラソンの支援のためにケニアに送られた5台のディフェンダーのそれぞれの名前にもなっています。
ランナーがアフリカの平原の灼熱の中で死闘を繰り広げる一方、ディフェンダーは参加者の支援、要請された場所に移動しなければならない医療スタッフとレーススタッフの移送、さらに過酷な土地のコース周辺でのメディアチームの移送に当たりました。
最後まで走りぬく
このイベントの意義はゴールをはるかに超えて広がっています。マラソンを通じて集められた資金は、保護区での保護活動の支援できわめて重要な役割を果たしています。
しかし、影響はそれにとどまりません。
このマラソンでは、野生生物と地域社会の間の複雑な関係を理解し、レワ野生生物保護区の近くに住む人々の教育と健康管理に投資することによって、現地の地域社会にも資金を回しています。
マラソンでディフェンダーが活躍している間に、私たちは参加者と支持者を、彼らが支援している現地のコミュニティーを引き合わせました。近隣の村々でさまざまなイベントを開催して人々を連れて行き、教育プロジェクトやインフラプロジェクトを見てもらったのです。そのようなプロジェクトは現地の日々の暮らしによい影響を与えています。
これは、サハラ砂漠以南のアフリカにおける課題の克服をめざすディフェンダーとTUSKによる共同ミッションを象徴するようなプロジェクトです。結局のところ、本物の変化を起こすのはマラソンであり、短距離走ではありません。